ぬるま湯の街から~はじめのひとりごと~

 

27歳のときから3~4年ほどmonogusa草子というブログを書いていた。東京から実家へ引っ越してきた頃だった。愛媛のいいところ再発見という目的でたわいもない話を綴っていた。内容は乱筆乱文、批判的なことばかりだったと思う。当時使っていたブログサービスが終了してしまったので内容を保存することもなくあっさりとおさらばした。

あれから8年が経ち、今は松山に住む。温和で穏やかな人が多いとはいうが…けっこうしたたかですよ^^;ぬるめの商売が都会から来た人にウケるらしいのか、移住もぼちぼち。土地柄にさえなじめば、家賃も安く住みやすい。おまけに物価が安くて食べ物が美味しい上に公共の交通機関が充実している。生活していくのに不自由しないのだ。温泉も多く散歩がてら足湯につかりにいく日常が楽しめる。

環境と心境の変化が多かった4年という歳月が過ぎていったが、この町で色々学んだので今後の展望がはっきりしてきたと思う。

元々人付き合いが下手な性格から、婚活も友達づきあいも長続きせず。先が見えない30代後半からが不安でしょうがなかった毎日。自分と向き合う時間が長かったけど、この春からお遍路さんにチャレンジすることにした。初心者ならではの視点で準備段階から知らなかったこと発見したこと、行く先々の名所や見どころ、旅先でのハプニングなどをブログで綴ろうと思っている。

これで物書きのプロ目指すなんて私の考え方もぬるいと思う。でも今の熱くも冷たくもないぬるい環境で生きるほうがイヤやしね。熱いよりぬるいほうが体にいいこともある。湯の話のようだが、これからの大切なお話。

ありがちな旅行記でも続けていると何かが変わるかな?お楽しみに。

 

自分の文章を振り返って見た。はっきりしない私の考え方が一番ぬるいのかもしれない…(笑)

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